「NO」と言えないような社風の会社や、さらに言えば会社組織の
枠組みの中へさえ入っていればそれでいいという様な今日の社会の
機構に、私は大変疑問を感じる。
ほんとうに会社の役に立ち、その存在に意味のある人が、このよ
うな会社の考え方の中から生まれてくるのだろうか?
言いたいことが言えない中では自分の意見を持つことも出来ず独
創性の芽を摘み取ることになる。組織の中に収まることは協調性を
重視するばかりで個性の排除へとつながりかねない。
我々の仕事であるエンタテインメントという業種は、他の業種に
比べとくに独創性や個性が大切である。例えて言えば、ホワイトカ
ラーの何色にも染まっていない人というよりも、ブルーカラーのよ
うな個性をもつスペシャリストな人が、アーティストはもちろんの
ことスタッフにも必要であり、また育って欲しいと思うことから、
社名を“ブルー・ミュージックエンタテインメント”としました。
それぞれの個性を最大限に発揮し、お互いにぶつけ合い、そして
発展していく事こそが、仕事の楽しさであると考える。
己の可能性を生かし求めていく人材が育つこと、またそのような
人に出会えることを、私は大いに期待しています。
株式会社ブルー・ミュージックエンタテインメント
代表取締役 鈴木 正義
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